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周囲のアドバイスを大切に、
積み重ねを大事にして
計画的に学習していきたいと考えています。

卒業生

横山 翔 さん 法学部 法律学科

1年次入学 2018年卒業

北海道在住 /公務員

Profile
北海道せたな町の町役場に勤務。公務員の仕事の根拠となっている法律学を学び幅広い業務に対応できる力を養いたいと、法学部法律学科に入学されました。
※この記事は在学生当時の取材に基づいた内容となっています。
鈴木直道夕張市長への憧れもありました ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~

 現在、住んでいる北海道せたな町の町役場にて、建設水道課管理係として道路、橋梁及び河川の管理や災害復旧、工事などの仕事を担当しています。自然豊かな町である一方、豪雪地帯であったり地区同士の距離が離れていたりと様々な条件があるので、一人の職員が多くの事項を知っている必要があります。職場では実際にメインの業務とサブ業務、という形で、複数種類の業務に携わる体制となっています。やはり、明日の天候を確認してからでないと眠れません(笑)。

※せたな町:北海道道南の檜山に位置する、人口8,282名(2017年6月現在)の町。水産業・農業・酪農が盛ん。

 

 私の仕事である公務員の事務職員は数年ごとに人事異動があります。幅広い分野の仕事に携わる可能性があり、畑違いの仕事に移った時のことを考えると、異動当初の段階では、知識や経験不足から仕事を円滑にこなすのは難しいだろうと考えました。公務員の仕事は、法律が根拠になっていますので、法学を学ぶことで、どのような業務にも対応できるのではないかと考え、法学部で学ぶことにしました。通信教育部の存在を以前から知っていたこともあり、空いた時間を学ぶことに使うのには、通信教育は良い方法だと考えました。

 

 通信制大学の中でも法政大学を選んだ理由は、高校の恩師の先生の出身大学であったり、身の回りでお世話になった方が法政大学出身であったりしたことが大きいです。また高校卒業後、東京都職員になられ、法政大学法学部第二部(注)を卒業された、鈴木直道夕張市長への憧れもありました。

(注:いわゆる「夜間学部」。働きながら学びたい学生のために、主に夜間の時間帯に授業を実施する。法政大学では、現在は、夜間学部は置いておらず、大学院、そして通信教育部が働きながら学びたい学生の主な受け皿となっている。)

スクーリング最後の試験を終えたときは充実感を感じます ~学習について~

 現在、在学中の法律学科で興味のある分野は行政法や政治経済です。特に公共政策に興味があります。仕事に関係する道路占用許可、道路の維持管理については、行政法が参考になりました。

 

 学習をする上では、東京への移動時間や仕事との調整もありますので、やはりスクーリングは特に集中して取り組んでいます。地方に住んでいるのでメディアスクーリングを利用するのもよいのですが、学生同士でコミュニケーションをとれるところは、教室で学ぶスクーリングの魅力です。 

 受講してよかったスクーリングの科目は、西田先生の行政法ですね。スライドがわかりやすく、行政法の法体系がよくわかりましたし、効果、効力、作用などそれぞれの違いについて理解できました。

 

 通信教育部で学ぶ中で、楽しさや充実感を感じるのは、スクーリングの最後の試験を終えたときですね。また、学習したことを業務に生かせたときや、もちろん、A+やAなど良い評価を頂けたときにもとても充実感があります。

SNS等を使って在学生・卒業生の友人からアドバイスをもらうことも ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服方法について~
SNS等を使って在学生・卒業生の友人からアドバイスをもらうことも ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服方法について~

 壁に当たったのは、リポートで5回連続再提出があったことです。その際に心がけたのは、問題に対して、質問の答えになるように簡潔に答えることです。重複表現を減らすことに留意しました。

 また、単位修得試験で6回連続不合格になったこともあります。その時には、過去問題の傾向を読むこと、教科書の内容を要約することに取り組み、合格を得ました。

 入学に関してアドバイスをいただいた法政大学卒業生の方や、スクーリングで知り合った在学生からアドバイスをいただくこともあります。SNSでやり取りをすることが多いです。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

 仕事柄、就業時間が不規則な日もありますが、基本的に朝は7時20分から8時まで、夕方は18時から19時までと時間を区切って取り組んでいます。


 【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

 リポートは、最低限、その科目のシラバスを読み込み、設題の意図を読み取ってから取り組んでいます。

 教科書の該当箇所だけではなく、ほかの文献やインターネットで調べるなど、多角的に調べた方が勘違いが少なくなります。近隣に図書館はありますが決して大きい規模ではないため、インターネットはよく利用しています。

 また、再提出になっても次の締切までに提出するように心がけています。

 単位修得試験は、1つの科目に絞るのも確実性が高まりますが、私は3科目受けるようにしています。

 入学後しばらくはスクーリング中心で学習をしていたのですが、仕事などの環境もあり、当初思っていたよりも単位修得が進まずに危機感を覚えたことがあり、毎回の単位修得試験にスケジュールを合わせながら学習を組み立てています。


 【入学を検討される際、もしくは現在、家族や友人のアドバイスや励ましはありましたか?】

 入学を検討することを高校時代の担任の先生に話しましたら大変驚かれたのですが、お褒めの言葉を頂きました。

 大学で学ぶ意義は大いにあるということ。何を得るかは自分次第ではありますが、今後の人生において大きく役に立つとおっしゃっていただけました。

 思うように単位が取れなかったりしたときには、周囲の友人から励まされることもしばしばあります。こうしたアドバイスを大切に、積み重ねを大事にして計画的に学習していきたいと考えています。

お住まいの地域や法政大学周辺で、お勧めの場所はありますか? ~北海道せたな町~

 日本一険しい神社と言われている太田神社がパワースポットとしておすすめです。
 それ以外にも地元では観光地のアピールに力を入れており、夏は海水浴場もオープンしています。

<写真はせたな町の名所。左上:親子熊岩、右上:玉川公園、左下:パノラマライン、右下:三本杉岩>

これから学びを志す皆さんへ
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 一日の中で、大学の勉強に充てる時間を30分でもいいので作って習慣にしてください。そして、計画的に単位修得を狙って勉強してください。

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