法政LIFE -人生に学ぶ喜びを- 法政LIFE -人生に学ぶ喜びを-

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人や学問との素晴らしい出会いがあり、人生を豊かにする多くのことを学びました。一歩を踏み出せば、人生が変わります。

卒業生

髙橋 愛 さん 経済学部 商業学科

1年次入学 2016年卒業

関東在住 /会社員

Profile
現在は遺伝子サービス・研究開発会社の管理部門で働いていらっしゃいます。歴史を学ぶため史学科に入学しましたが、仕事で経営学の知識が必要になったため、商業学科へ転部し卒業されました。
日本のことや世の中のことをもっと学びたいと思うようになりました ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~

 職場では、医師や研究者など専門分野に止まらず博学な方々と接する機会が多かったため、私も勉強したいと思うようになりました。また、外国人と接する機会も多く、自国の事をきちんと説明できないことを恥ずかしく思い、日本のことや世の中のことをもっと学びたいと思うようになりました。歴史を学ぶため史学科に入学しましたが、仕事で経営学の知識が必要になったため、経済学部へ転部しています。興味のある分野は、歴史や文化ですが、仕事上必要な会計や、実務に役立つ経営学の科目も積極的に受講しました。

自分の視界に入る世界だけではなく、他者や他地域の問題にも目を向ける大切さを学びました ~学習について~
自分の視界に入る世界だけではなく、他者や他地域の問題にも目を向ける大切さを学びました ~学習について~

 受講して業務が理解しやすくなり有益だったのは、「監査論」、「会計学入門」、「経営戦略論」、「国際経済論」などですが、人文地理学、歴史、現代史、経済学、文芸研究など、その他の分野も、『すべての学問はつながっている』という言葉があるように、全体や本質を捉えるために、色々な角度からアプローチすることの大切さを学び、受講してよかったと心から思います。

 「人文地理学(高木先生)」のスクーリング授業は、諸問題を地理、歴史、経済など様々な背景から捉え、そうだったのか!と、毎回ワクワクし、大好きな科目でした。また、ゼミ形式の「演習(藤澤先生)」では、ディスカッションや発表を行い、優秀な学生の皆さまの意見を聞くことができ、自分がいかに無知か痛感しつつも、このまま終わりたくない!と、活性剤となる有意義な授業でした。そして、先生方からは、物事の背景を正確に把握し、自分の視界に入る世界だけではなく、他者や他地域の問題にも目を向ける大切さを学びました。

 通信教育部では、年齢も様々、多種多様な方々と出会う事ができ、お互いに目標を持ちながら交流することができたので、よい刺激を受けながら、よいお友達がたくさんできました。授業の後に食事に行ったり、試験に向けて一緒に頑張ったり、こんなに楽しく勉強できるなんて思っていなかったので、幸せいっぱいでした。

 また、仕事やプライベートと両立しながら勉強をしていくのは大変ですが、新しい知識を得る喜びを日々感じ、学問が繋がったときや、仕事で活かされた時には、充実感を得ることができました。4年間の学生生活はとても充実していました。

4年間を通して、人にどれほど支えられて生きているか実感しました ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服方法について~

 皆さまそうだと思うのですが、仕事や家庭や生活の中で、多忙な時期や、思いがけない出来事が重なってしまうと、大事な試験前に、時間が足りず厳しい時期がありましたが、学友達や、職場の上司や同僚、家族に温かく励まされ、大きな支えとなりました。残業が続いていた頃、試験当日の会社の昼休み中に必死で勉強していると、社長が「1時間カフェに行って勉強してきなさい。」と言ってくれたことがあり、涙がでそうでした。4年間を通して、人にどれほど支えられて生きているか実感し、大変ありがたく、自然と最後まで諦めないでやりきる!と思うことができました。

 反対に、仕事やプライベートで、最初からスケジュールに無理があると予想できる時は、自分の優先順位をはっきりさせて受講スケジュールを考えるなど、大切なことに支障がないよう臨機応変に判断したのも良かったかもしれません。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

 決めていませんでした。自分のスケジュールに合わせて、出来るときにやるようにしていましたが、この時期までに大体ここまで終わらせるとか、ゆるいノルマを課していました。


 【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

 リポートの書き方や論述の仕方がわからなかったので、入学してまずは、参考書を何冊か買い、大学でのリポートの書き方を勉強しました。単位修得試験は、スクーリングやメディアと並行していたので、無理ないスケジュールで取り組み、諦めずに最後まであがくようにしていました。


 【入学を検討される際、もしくは現在、家族や友人のアドバイスや励ましはありましたか?】

 入学を検討し始めた頃、偶然みたテレビで、高田純次さんが、「65歳になっても大学へ行けばよかったと感じる」とおっしゃっていたのを観て、自分のやりたい仕事をやっている方でもそう思うなら、自分も大学へ行かなければ、一生後悔するはずだと思い、すぐに入学願書を出しました。

卒業まで学習を継続できたポイントは、どのような点であるとお考えでしょうか。
卒業まで学習を継続できたポイントは、どのような点であるとお考えでしょうか。

 とにかく楽しかったというのが一番のポイントでした。仕事をしながら勉強ができ、学ぶ喜びを感じられたことも、素敵なお友達とたくさん交流できたことも、すべてが楽しかったです。それから、自分が試験で大変な時期は、周りのみんなも大変なので、励ましあい、弱音を吐ける相手がいたのもよかったです。勉強するのは自分自身ですが、勉強熱心な方が多く、後押しされるような良い雰囲気がいつもありました。

お住まいの地域や法政大学周辺で、お勧めの場所はありますか?
お住まいの地域や法政大学周辺で、お勧めの場所はありますか?

 法政大学のボアソナード・タワー高層階からは、天気がいい日には富士山がみえ絶景です。また、飯田橋や神楽坂にも素敵なお店がたくさんあるので、スクーリングの際には、散策するのも楽しみでした。美味しいパン屋さんもたくさんあるので、授業前や後にカフェでゆっくりするのもおすすめです。

これから学びを志す皆さんへ

 もし、少しでも行ってみたいなという気持ちがあるなら、ぜひ思い切って入学されることをお勧めします。2年や4年という時間を考えると、躊躇するかもしれませんが、学生生活はあっという間で、本当に有意義な時間を過ごすことができました。学位や、キャリアアップの知識を得ることももちろんですが、それ以上に、人や学問との素晴らしい出会いがあり、人生を豊かにする多くのことを学びました。一歩を踏み出せば、人生が変わります。

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