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法政大学での挑戦があるからこそ、自分を律することができる

卒業生

若生 健一 さん 経済学部 経済学科

3年次編入(学士入学含む) 2016年卒業

関東在住

Profile
他大学の通信制大学の法学部に入学。その後、放送大学で一般教養を学んだ後、50代後半で法政大学通信教育部経済学部経済学科に編入学。現在も意欲的に学習されています。

※プロフィール、学年等は取材時のものです。
挑戦、療養、そして復学

実は、通信制大学に入学するのは初めてではないんです。私は自営業で保険代理店を経営しているのですが、30代で独立した直後に別の大学の通信制大学の法学部に入学。その後、放送大学で一般教養を学び、50代後半で法政大学通信教育部経済学部、経済学科に学士入学しました。仕事をしていく中で、知識不足を感じたのがきっかけですね。法政は教授陣がしっかりしているというところに魅かれました。

しかし、2年目に体調を崩して、療養やリハビリで休学。時間が経ちましたが、体調も落ち着き、会社も息子に任せて時間ができたので、それではもう一度ということで復学したのです。

この年になると感じるのですが、仕事も含めて、人生は楽にはなりませんね。だから、どうせだったら挑戦しながら生きていきたい。普通だったら、仕事が終わったら冷たいビールでも飲みながらナイターを見るような日常でも良いのでしょうが、自分としては向上心を持ち続けていたいと思っています。

スクーリングで「集中できる時間」を確保する

単位の取り方としては、スクーリングを中心にしています。秋のスクーリングでは週1回、市ヶ谷に通っています。私は自営業ですので、家にいるとどうしても仕事のことや家のことなど様々なことが目についてしまいますが、スクーリングに参加することでそのような環境から離れて、勉強に向き合うことができます。今勉強しているのは「簿記4」という授業ですが、簿記1級と同程度の内容なのでかなり難解です。自分で勉強しようと思ったら大変かもしれないですね。自分で勉強するなら、例えば「簿記1」だけでもスクーリングで受けるとか、入門段階の体系的な科目を対面授業で受けると、理解がしやすいんじゃないかと思います。貸方、借方なんていうのは、自分で本を読んでもなかなかスッと入ってこないですから。

法政大学での挑戦があるからこそ、自分を律することができる

病気じゃないけれど、一病息災、といったところでしょうか。今の自分は、誰からも行動を指図されませんので、放っておくと野放図な生き方になってしまう。通信教育部での勉強があって歯止めになっている気がしますね。19時に仕事が終わって、そこから勉強時間を確保するわけですから、卒業をしたければまずお酒は控えないといけないですね。意識的に勉強時間を確保しないと、卒業は難しい。卒業している人を尊敬します。特に試験前2~3日は本当に勉強しますね。試験が終わってから、「明日試験だ!」なんて試験の夢を見たりもするんですよ。

社長・会長を務めて、今まではどうしても仕事優先の部分がありましたから。今は自分自身の「挑戦」を存分にできている気がします。

法政大学通信教育部で自分の枠の中から飛び出す
法政大学通信教育部で自分の枠の中から飛び出す

入学を考えていらっしゃる方にお伝えしたいのは、通信制大学の卒業は高いハードルだからこそ、挑戦してほしいということです。学校に関わらず全てのことに言えると思いますが、自分を閉じ込めているものから飛び出して、飛躍していってもらいたいと思います。通信制大学への挑戦は確かに難しいものかもしれませんが、だからこそ私は優先順位を上げて取り組もうと考えました。簡単な勉強をしたり、ちょっとした資格を取ったりするのは後で良い。難しいからこそ挑戦のしがいがあるわけですし、、それが飛躍につながるんだと思います。

卒業後にも、夢があります。今は心を病んでいる人が多くいますので、経験と学術面との両方のアプローチで若い人の相談にのるような仕事をライフワークにしたいなと思っています。今は卒業を目標に、そして楽しみに、頑張っているところです。

事務室より

※ 経済学部経済学科では若生さんのように、大局的な経済動向を読み解く力を身につけようと入学される方が多くいます。どんな学生がいるか、経済学を学んでどのような視点が得られるかについて、経済学科の教員メッセージが掲載されております。ご参考になさってください。

経済学科の教員メッセージ

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