私は、19 年前の 4 月に入学しました。通信大学というものを全く知らなかった上に、どうやって勉強を進めていけばいいのか分からなかったのですが、入学した年の夏スクに参加し大学の授業がどのようなものかを知りました。私の初めてのスクーリングの授業は多摩校舎での体育実技からスタートし、2013 年の福岡地方スクで卒業を決める単位を修得しました。
　地方に住んでいる私にとって学習の中心はリポート作成と毎月の単修に出かけることでした。128 単位のうち 80 単位近くが単修で得た単位でした。しかし、最後まで会社法と民事訴訟法の単位が修得できなかったのが心残りです。
　19 年間という長期間法政大学で学んだこと、たくさんの学友たちは何にもかえがたい宝となりました。卒業を目指してやるべきことは、コツコツ学習すること、単修は毎月出席すること、学友との交流だと思います。19 年間本当にありがとうございました。

・民事訴訟法（単位は修得できなかったが、勉強し甲斐がある科目である。）

・労働法（労働問題は、生活に直結しているので、大いに役に立っている。）

・法律学特講（地方スクーリング限定であるが、ためになることが学習できる。）

・継続して何かを身につける姿勢（特に継続して勉強すること）・文章作成能力

・人との付き合い方（同年代の友達だけでなく、様々な年代の方とのつながりが持てたこと）

　特に、プランを立てることはなかったが、法律系の雑誌を定期購読した。

　休みの日は、図書館で参考文献を探し、それを平日にまとめていった。

　参考文献を白紙などにまとめ、それを市販の原稿用紙に書き写し、不足部分を校正してからリポートノートに清書した。

　参考になりそうな本は、すべて目を通し、自分の言葉に置き換えて解釈し、リポートを作成する。

　２０００年から問題の持ち帰りが可能になったので、それをもとにどういう分野が試験に出るか、あらかじめ統計を取り、教科ごとに単位修得試験用勉強ノートを作り、試験に臨んだ。

　しかし、試験直前も仕事の日がほとんどなので、まとまった時間が取れないことが多かったので、一夜漬けになることもありました。

　卒業論文は選択しなかったが、本来作成するはずだった内容は「非正規労働者について」の卒論を予定していた。

　卒業できるか、不安になることがあるとは思いますが、「何が何でも卒業してやる」という強い気持ちと、継続力があれば卒業できます。「念ずれば、花開く」です。