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法政大学通信教育部

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在学生インタビュー(1) 杉本 一さん(法学部法律学科)

法政大学通信教育部には、様々な年齢・職業の学生が在籍しています。今回は、いわゆる『シニア』と呼ばれる世代の在学生にお話を伺いました。

皆さんの学び始めたきっかけ、どのように学習を継続されているかなど、同世代だけではなく10代、20代の皆さんにも参考になる言葉をたくさんいただきました。3回シリーズのインタビューです。ぜひご覧ください。

 

(1) 杉本 一さん(法学部法律学科)

 

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2014年4月、法学部法律学科3年次に編入学。

各期スクーリングとメディアスクーリングを中心として、法律分野を学んでいらっしゃいます。

 

 

定年を迎えた今、法律を体系的に学びたくなった

 大学では建築を学び、建築の仕事をしてきましたが、60歳の定年を迎えて組織運営を後進に譲りました。役職を離れましたが、今も同じ会社で働いています。仕事も変わらずやっていますね。建築は「理系の仕事」ですが、そればかりではなく、仕事の中では組織運営など「文系の仕事」もあります。中でも、法律にまつわる仕事に携わることも多くありました。 例えば、損保会社などから建物の鑑定を依頼されることがあります。また、建築物に不都合が生じ、訴訟などになった場合、弁護士から依頼を受け、建築の専門家の立場で意見を求められることがありました。自分の専門の分野については分かってはいるものの、法律の専門家とやりとりする際に、自分の法律知識レベルはこれでいいのかな、という思いがずっとありましたね。法律の専門家の中で仕事を進めていく中で、もっと体系的に法律を勉強したいという思いを持つようになりました。 定年を迎え、役職を離れて時間ができたので、では大学で法律を勉強しようと思い立ったのです。

 

仕事と両立し、通いやすい法政大学を選ぶ

 法政大学はちょうど家と会社の間にあったので、スクーリングに通いやすいということが大学選びのきっかけになりました。定年後も仕事を続けているので、仕事と両立できる環境だということが前提でしたね。特に「通信制の大学」を選ぼうと思って探していたわけではないですが、昼間は仕事をしていますし、仕事と両立することを前提にすると、選択肢は自然と絞られました。今は秋のスクーリングに通っていますが、月・水・金の週3回、仕事の後に授業を受けています。
ずっと昔の話ですが、自分が大学生だったころは、授業はあまり重視していなかった覚えがあります。今はスクーリングに出ることで、まとまった時間で効率的に知識を得られる。教えてもらった方が早いですね。授業に対する考え方が変わったように思います。
メディアスクーリングも利用していますが、様々な利点を感じています。まず好きな時、やりたいときに時間を選ばずに取り組めるのが良いですね。「あれ?」と聞き逃してしまったときに、少し戻って聞き直しができるのも便利です。また、1.5倍速で聞くことができるのも面白いですね。既に分かっていることなどは1.5倍速で早回し。さすがにスクーリングでは先生にお願いできませんから。時間を気にせずに自分のペースで取り組めて、気に入っています。

 

通信制大学は僕らの世代に合っている

 通い始める理由を改めて考えてみると、法律を体系的に学びなおしたいという思いと同時に「ボケ防止」になるのではないかという思いもありました。法政大学に通うと決めた時には、子供にも「頭を使うことになっていいんじゃない?」なんて言われましたね。経験上、認知症の怖さを感じていますし、頭を使い続けることは意識するようになりました。
今は私のように定年後も会社に残って仕事を続ける方が多くいるのではないかと思います。大学で勉強してそれを使って何か新しいことを始めるというわけではない。でもなお、自分の基礎力を上げるという意味で、もう一度学びたいという思いを持つ方も多いのではないかと思います。
学ぶ目的と、学ぶプロセスそれ自体。改めて考えると両方が通信制大学を選んだ理由と言えるのではないかと思いますね。私たちの世代にはもっと需要があるのではないかと思っています。これからもスクーリングを中心に、授業を取っていきたいと思っています。今日は「商法総則・商行為法」の授業です。面白いですよ。

 

【こちらもご覧ください】

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法律学科の詳細はこちら⇒【法学部法律学科
各スクーリングの説明はこちら⇒【スクーリング学習

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