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通信教育部だからこそできることはたくさんあります。自分の生活に合わせて、自由に気軽により深く、様々な学びを実現することができると思います。

卒業生

小野 史晴 さん 文学部 日本文学科

1年次入学 2020年卒業

関東在住

Profile
法政大学通学課程中退後、通信教育部に三年編入。現在は、都内で身体障害者の介護者をしながら、教員免許取得を目指しています。
法政大学で学ぼうとしたきっかけは?

私はもともと法政大学の通学課程の文学部英文科に通っていました。当時は全くと言っていいほど、大学での学習に身が入らずに、3年次で中退(除籍)してしまいました。その後、数年が経ち、ふとしたことから教員を目指そうと思い、教員免許を取得できる通信制の大学を探し始めました。その中で、在学時の単位のいくつかが認められ、三年次編入という形でスタートできる、法政大学の通信課程を選択しました。

学習方法について(一問一答) 

【受講してよかった科目、おすすめの科目を教えてください】

教職の科目では「教育実習事前指導」という科目です。この科目は、教育実習に行く前に受講しなければならない科目ですが、2018年に私が受講したときには、私を含め5人の学生が受講していました。

そこで初めて、自分と同じように法政の通教で教職の修得を目指されている方たちと出会い、多くの刺激をもらったり、情報を共有したりすることができました。教育実習に行く前に様々な不安を抱えていたので、とても助かりました。この授業の中心は水野多満司先生です。水野先生を中心にみんなで議論し、また褒め合い、その中で自信をつけて教育実習に向かっていくことができました。水野先生が学生同士の積極的な交流も後押ししてくださり、知識だけでなく、自信や友人まで手に入れられるという素晴らしい授業でした。

日本文学科の科目の中では、川鍋先生の「論文作成基礎講座Ⅱ」がとても参考になりました。リポートの書き方や、参考文献や論文の調べ方や、批評の仕方など、どの科目にも役立つ内容だったので、いまだにリポートを書くなどには、この授業の配布資料を見ながら、取り組んでいます。

 

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか。また、勉強方法の作りかた、時間の使い方で工夫していることはありますか?】

学習時間や時間帯は特に決めていません。そういったものを決めても守れる気がしないからです。だからあんまりいろいろなことを決め過ぎず、ゆるい目標設定だけをしてやっています。ただそれでいつも時間が足りなくなるので、まだまだ時間の使い方は模索中です。

 

【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

リポートは、とにかく「求められていることにしっかりと答える」ということを意識してやっています。そしてとにかく書いてみることも大事だと思います。まだ頭の中で書きたいことが整理できていなくて何日も放置していたリポートが、書き始めたら数時間で書けてしまうこともあります。書くことによって整理できていくこともあると思います。

単位修得試験は、ほとんどの科目が論述式の解答なので、私の場合は試験前には必ず解答を作って一度書いてみます。試験時間は60分しかないので、ある程度解答を考えて臨まないと、不完全燃焼に終わってしまいます。

 

学習にあたって、困ったこと、壁に当たったと感じたことはありますか。また、それをどのように克服しましたか?

どんな学習をしていても、その程度の差はありますが、必ず壁に当たっているように感じます。これはもうとにかく一つずつ乗り越えていくしかないのかなと思っています。そうしてたくさんの壁を乗り越えていくと、その経験は自信になっていきます。その自信が次の大きな壁を乗り越える一番のエネルギーな気がします。

通信教育部で学ぶ中で、楽しさや充実感を感じるのはどのような時ですか?

一人で学習していると、なかなか楽しさや充実感を感じられない時間が多いようにも感じます。黙々と参考文献を読んで、リポートを書き、テストを受ける。このような流れの中で、ほとんどの時間は、もがき苦しんでいます。しかしだからこそ、一瞬の喜びも大きいように感じます。例えば、参考文献を読んでいて、リポートの記述に役立ちそうな箇所を見つけたときや、リポートや試験が合格になったときなどは、とてもうれしいです。

これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。
これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。

通信教育部だからこそできることはたくさんあります。自分の生活に合わせて、自由に、気軽に、またはより深く、様々な学びを実現することができると思います。しかし、それを続けていくことはそう簡単なことではありません。一歩一歩着実にしか進んでいけません。それでも少しでも進めたことに誇りを持って、少しずつ進んでいけば、いつしか見える景色も変わってくると思います。何事も勇気をもってチャレンジし、前を向いて進んでいきましょう。

法政大学キャンパスで、他の通教生の皆さんに知ってほしい場所や施設などはありますか?

飯田橋駅の近くにある、「えぞ松」という中華屋には、通学課程の学生だった頃からお世話になっています。法政の学生は、お世話になっている人多いのでは?メニューも豊富にあったと思いますが、私は回鍋肉しか食べたことがありません。絶品、というよりは絶妙といったほうがいいのかもしれません。ボリュームは満点、でも最後までおいしい絶妙な味付け。そして店内の雰囲気もどこか懐かしい絶妙な感じ。これからも変わらずにあり続けてほしいと思っているお店です。是非一度行ってみてください。

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