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内容の濃い指導やサポート、学生間のネットワーク・・・
法政大学通信教育部は多くの知識を涵養することができる
充実した学びの場であると感じています

卒業生

菱沼 良介 さん 経済学部 商業学科

1年次入学 2020年卒業

東北在住 /公務員

Profile
宮城県職員として勤務。行政の現場で通用する課題解決能力を身につけたいと考え、経済学部商業学科に入学されました。
⾏政の現場で通⽤する課題解決能⼒を⾝につけたいと考えました
〜法政⼤学通信教育部を選んだきっかけ〜

⾼校在学中に宮城県気仙沼市で東⽇本⼤震災を経験しました。⾼校卒業後は、震災からの復興の⼀助になりたいという思いから宮城県職員になりました。

働いていくなかで、⾏政の現場で通⽤する知識や課題解決能⼒を⾝につけたいと考え、通信制大学への入学を検討しました。

 

経済学部商業学科を選択した理由は、地⽅公共団体で企業会計の⽅式に倣った新地⽅公会計制度改⾰が進められていたので、財務諸表を読み解くための実務的な会計知識をつけたかったことです。また、行政と⺠間企業の連携や⺠間主導の公共サービスの提供といった新たな⼿法が採用されるなど、更なる多様性が求められていますので、こうした動きに対応できるように経済分野を学ぶ過程で、社会や経済の情勢を的確に読み解く力を身につけたいと考えたからです。

 

法政⼤学を選択した理由は、自分自身の目的とカリキュラムが一致していたことや⽇本で最初に開設された⼤学通信教育課程という歴史や伝統に加え、⼊学してからの学習環境を考えたときに、他⼤学と⽐べて、地⽅在住者でも充実した履修ができると感じたからです。

また、商業学科に在籍していても、法律学の科⽬など、他学部科⽬を履修することが可能であること(※注)も魅⼒でした。

 

 

(※注:法政大学通信教育部のカリキュラムでは、スクーリングの一部科目に「公開科目」と呼ばれる科目があります。これは、他学部他学科の学生も履修ができるように開かれている科目で、本科生であれば、この科目を修得した場合は一定の単位数まで卒業所要単位として算入もされます。)

リポート返却時の、先⽣⽅の⼤胆かつ絶妙な助⾔は勉強の意欲につながります
〜学習について〜

卒業論⽂で地⽅公共団体の財政分析について執筆したいと考えているので、現在はそれに向けて政治や経済、法律、財政、会計といった分野領域を横断した総合的な学習を進めるように計画しています。

通信学習では「⾃分でリポートを作成し、添削され返却される。」「単位修得試験を受験して、採点される。」というプロセスで単位修得となるので、リポート提出後や試験後は、少し期待しつつも冷や冷やして結果を待ち、公表された成績に⼀喜⼀憂しています。

リポートが返却される際には、先⽣⽅から添削・コメントをいただけます。不合格リポートでは「んー、何を⾔いたいかわからないねえ。」とバッサリ切り捨てられることもありますが、「ここは、こうだからこういうことだよね?」といった理解を深めるためのアドバイスや次回の提出に向けた対策についてコメントをもらえます。先⽣⽅の⼤胆(!)かつ絶妙な助⾔は勉強の意欲につながります。

市ケ⾕キャンパスなどで⾏われるスクーリング学習においては、通学課程同様に質の⾼い講義を受講することができます。授業では理解のしやすさや、⾃分の分からないことを直接聞けるという、顔の⾒えるフェイストゥフェイスならではのメリットがあると思います。また、科⽬によっては学⽣同⼠のグループワークや熱いディスカッション(!)が展開されることもありますし、プレゼンテーションで⾃分の考えを発表する機会が設けられている授業もあります。スクーリング学習では、通信学習だけでは得られないものがあると思います。

 

夏期・冬期の平⽇に⾏われる⻑期スクーリングや春期・秋期の平⽇の夜間スクーリングなどに参加するに当たって、職場の理解を得て、仕事と学習の両⽴を図ることは社会⼈学⽣にとって大きな課題の一つであると思います。

私の場合、地⽅に在住しているので、スクーリングに参加するため、移動時間も含めた休暇を取得することが必要になります。職場では、大学に在籍していることに協力的で仕事に⽀障をきたさず休暇が取得できるよう、業務の調整や引き継ぎなどをしていただいており、感謝しています。

学友との繋がりが、学習を進める上で⼤きな⼒になっています
〜困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服について〜

仕事の都合で卒業論⽂⼀般指導に出席できなかった際、参加した学友から資料のコピーをもらったことがあります。また、⽇々の学習においても学友の学習計画や履修記録、履修した感想等の情報交換はとても参考になりますし、学習を進める上で互いを鼓舞し合うようなコミュニケーションはモチベーションになります。

学友との繋がりが、私にとって学習を進める上で⼤きな⼒になっています。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

「毎⽇勉強しよう!」と⿐息を荒くして⼊学しましたが、実際に学習を始めてみると、仕事の都合などで、勉強時間を確保する難しさを感じました。そこで、⼤まかに「いついつまでに、このリポートを作成する。」「次の試験⽇には、この科⽬を受ける。」といった、不合格で単位が修得できなくてもリカバリーできるようなスケジュールを年次ごとに組んでいます。

スケジュールを組むことで平⽇朝の出勤前や帰宅後など、少しの時間でもテキストを開き、計画的な学習を進められるように取り組んでいます。

 

【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

指定テキストおよび指定参考⽂献の読み込みはもちろん、新聞などのメディアから積極的な情報収集を⾏い、昨今のトピックや設題に対する自分なりの意見を盛り込むなど、⼀⼯夫加えたリポートを作成するように努めています。単位修得試験に向けた対策は2週間前後を⽬安に開始しています。指定テキストを繰り返し読み込むことで理解を深め、過去問を参照しながら、全体を通しての要点やポイントとなる部分をまとめるようにしています。

⼊学当初は、通信学習による単位修得⽅法に、途⽅にくれ「のの字」を書いていましたが、数をこなすうちに、コンスタントにリポートの作成、単位修得試験に向けた対策を⾏えるようになったと思います。

お住まいの地域や法政大学周辺で、おすすめの場所はありますか?

私が⽣まれ育った宮城県気仙沼市は、東⽇本⼤震災で、⼤きな被害を受けてから7年が経ちました。

全国各地から、ご⽀援をいただき、復旧・復興が着実に進んでいると思います。

三陸の復興状況を、直接来て、⾒ていただくことで、その様⼦を⼀層感じることができると思います。あわせて、⾵光明媚な観光スポットを楽しむことや、フカヒレや鰹、ホヤ、もうかの星(鮫の⼼臓)といった美味しい海鮮を堪能することもできます。

これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。

法政⼤学通信教育部ではリポートやスクーリングを通して、多⼠済々な教授陣から内容の濃い指導を受けることができますし、事務室のサポートが充実していますので、履修を進める上での不明点は相談することで適切なアドバイスを受けることができます。

また、学生生活では、学⽣間同⼠のネットワークを築くことも可能です。⼊学当初、通信学習は孤独で寡黙に取り組むものだと考えていましたが、単位修得試験やスクーリングを通して多くの学友との交流が可能です。北は北海道、南は九州、海外と私以上に遠⽅から通学している学⽣が多く在学し、修了しています。

住んでいる場所や年齢、キャリアも異なりますが志を持った社会⼈学⽣同⼠の交流はとても有益なものだと思います。

法政⼤学通信教育部は多くの知識を涵養することができる充実した学びの場であると感じています。

⼊学の検討をしている⽅に敬意を表しますし、ご健闘をお祈りします。

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