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自然科学(地学、特に鉱物学)に興味があります。
地震や雷など自然現象にも興味があるので自然地理学はとくに学んでいて楽しいです。

卒業生

徳本 明子 さん 文学部 地理学科

1年次入学 2020年卒業

茨城県在住

Profile
現在、茨城県つくば市の研究機関で技術補佐員をしてらっしゃいます。自然科学(地学、特に鉱物学)に興味があり、地理学科のある法政大学に入学されました。
法政大学で学ぼうとしたきっかけは?

仕事上、周りには博士や修士ばかりで、先生方の知識の豊富さに感心しつつ、正直言うとコンプレックスが入学のきっかけでもあります。中学、高校とお芝居に夢中になり、進学なんて全く考えずに卒業後は芝居とアルバイトに明け暮れていました。40歳代になり生活が落ち着き出すと、もっと知識を深めれば見える景色が変わってくるかもしれないと思うようになりました。また、法政のみにあった地理学科が、自分の現在の趣味でもある自然科学(地学)に通じていると思い選びました。

学習方法について(一問一答) 

【受講してよかった科目、おすすめの科目を教えてください】

一般教養での物理が思いの外面白く、身近な自然現象の謎が解けるのを感じました。
また、社会学のスクーリングも、人間観察に通じていて、社会への視点の多様性に気づきました。先生の講義もわかりやすく、見せていただいた先生が作成した動画には、ちょっと涙が出そうになりました。
地理学科の科目ではやはり現地研究が楽しかったです。房総半島へ過去の地震の痕跡を見学に行きました。1703年の元禄地震による隆起や、海底地すべりの痕跡を目の当たりにして感動をおぼえました。

 

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか。また、勉強方法の作りかた、時間の使い方で工夫していることはありますか?】

私は模範的タイプの学生ではありません。「毎日何時間」と決めて勉強するわけでもなく、朝早く起きたり、夜なべしたりすることもありません。気がのらないときには数ヶ月勉強しないときもあります。学生会でお会いする人の中には、一年で40単位を習得する方もいましたし、朝4時に起きて勉強するといった方もいました。そういう話を聞くと少し焦ったりもしましたが、様々な事情で疲れてやる気の出ないときにはテキストをひろげても頭に入ってこないのです。休憩期間中は、好きな本を読んだり、趣味に没頭したりしてリフレッシュと同時になにかネタ探しもします。地理学科のリポート設題のなかには、自分でテーマを決めるものも多く、そのテーマ探しが難題です。興味がないものを調べようとしても苦痛なだけです。自分が興味を持ち、「知りたい」と思えるテーマを見つけられれば成功だと思います。調べることも、リポート作成も楽しくなります。そんなテーマが見つかったら、覚醒してその科目の単位習得に向けて走り出します。ただし夜は11時までには寝ますし、早起きもしません。土日を中心に勉強を進めます。テーマは決まったものの、走り出し方がわからなければ高校生のテキストから始めることもあります。ですので、トータルの歩みは遅いかもしれませんが、それが「マイペース」だと思っています。

 

【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

リポートは筋道をたてて、なるべく自分の言葉で正確に表現するようにしています。
何度も読み返し、文章のわかりやすさ、簡潔さを心がけています。単位習得試験に関してはとくにありません。工夫していないので試験ではあまりよい成績がとれません。

 

困ったこと、壁に当たったと感じたことはありますか。また、それをどのように克服しましたか?

興味の薄い科目を選んでしまい、そのリポートが再提出のとき、なかなか納得の行く仕上がりにならずどうしたものかと悩みましたが、思い切ってその科目はやめました。もっと興味の持てる科目を選ぶべきでした。思い切りも大事かもしれません。ただし、必須のときは粘らなければなりません。そこで行き詰まったら、あせらず、とにかく初歩的な参考書に立ち戻り地道に、丁寧にすすめるしかないです。

通信教育部で学ぶ中で、楽しさや充実感を感じるのはどのような時ですか?

やはり興味のある科目において、悩んで調べまくって考察し、納得の行くリポートが仕上がると充足感があります。さらにその自分が作り上げたリポートが良い成績で返ってくると嬉しいです。また、先生からの講評からは、自分の考察に足りなかったことが多く学べ、物事を深く様々な方向から考える楽しさを知りました。

これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。

社会経験を重ねた今だからこそ、勉強をより深く楽しめるということもあります。最初の一年くらいは、進め方もわからず途方にくれてしまうかもしれませんが、知り合いが出来てくればなんとかなります。あきらめずに、1年間に数科目でも着々と単位を取っていけばきっとゴールが見えてくると思います(私もやっとゴールが見えてきたばかりですが・・・)。思い切ってはじめてみないと、ずっと足踏みのままあっという間に数年過ぎてしまいます。学びたいという気持ちを大切にしてください。

お住まいの地域で、他の通教生の皆さんに知ってほしい場所や施設・地元の特徴などはありますか?

茨城県の霞ヶ浦北端の小美玉市というところに住んでいます。水の豊富な土地で農業、特に蓮根栽培が盛んです。夏には青空と蓮根の花のコントラストが美しく、北西には筑波山を望める自然豊かな土地です。さらに古東京湾の名残である霞ヶ浦の海進海退の痕跡や、古墳も多く、はるか昔の地形や人々の生活に思いを馳せるのも楽しいです。

 

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