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スクーリングで一緒になった方とできるだけ友達になるよう努力しています。とくに、教養課程はコミュニケーションをとれるチャンスが多い!

卒業生

野村 昌弘 さん

1年次入学 2019年卒業

関東在住

Profile
結婚後、法政大学へ入学。在学中にふたりの子どもが次々生まれ、育児と夜泣きで挫折しそうになったが、メディアスクーリングが充実してきたため挫折から免れる。現在、卒業を目前に仕事も子育ても奮闘中。
法政大学で学ぼうとしたきっかけは?

組合の労働相談員をしています。仕事柄、法律関係の相談に乗ることが多く法政大学の法学部を選びました。毎日、いろんな方の相談に乗るのですが、軽微なものは自分で対応し、重要なものは弁護士先生と協力しています。
労働法については、いつも使っているのでなじみがありました。ですが、相談はさまざまで、たとえば民法分野の「債権各論」はたびたび使います。事故に巻き込まれた組合員さんに対応するときは、「刑事訴訟法」が関係してきます。こう振り返ると、あらゆる場面で使える知識を法政大学で学ぶことができました。

学習方法について(一問一答) 

【受講してよかった科目、おすすめの科目を教えてください】

受講して良かったのは、「スポーツ総合演習」です。学部を超えて、たくさんの友達ができました。大学に通っているという実感も強く、なかなかできない貴重な体験でした。
おすすめの科目は、「行政法」と「行政救済法」です。国民と国家の関係を丁寧に学ぶことができたのですが、概念を学びながらも現実に生きている場でも使えるような知恵を身に着けられたような気がします。氏家先生もユニークですし、西田先生の幅の広い知識量も魅力でした。
絶対とっておいた方が良い科目は、倉部先生の「倒産法」です。民法の救済に関する部分ですが、いわゆる「例外」を学びます。この考え方を学ぶ上で、レポートの書き方や、論文のまとめ方、原則と例外の関係など、法学部で学ぶものとして「注意すべきこと」を丁寧に教えて頂きました。シラバスには当然書いていないのですが、私は、最初にこれを取っていれば良かった!と感涙モノでした。
オモシロいと感じたのは、「心理学」と「広告論」です。どちらも人の心の動きを察知して、研究している分野ですが、とても使える学問だと思いました。

 

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか。また、勉強方法の作りかた、時間の使い方で工夫していることはありますか?】

子どもが寝てから、と仕事のお昼休みを、勉強時間にしています。通勤時間にもテキストを読んだりしていたのですが、満員電車ではなかなか困難でした。割り切って、できる時間帯を自分で探してみたら、無理無くすすめられました。

 

【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

倒産法の倉部先生が教えてくれた「IRAC」の考え方でレポートを書くようにしてから、すっきりと書きやすくなりました。Issue 争点、問題点はどこか。Rule 規定の確認、学説等もひとつひとつ。Application あてはめ。Conclusion その結果の結論。という、四段論法で書くことで、法学部のだいたいの小論文は書けるようになりました。

 

困ったこと、壁に当たったと感じたことはありますか。また、それをどのように克服しましたか?
困ったこと、壁に当たったと感じたことはありますか。また、それをどのように克服しましたか?

教養課程のときは、とにかく何でも分からないことだらけでした。学び方から、予習復習の仕方、レポート対策など。メール相談で、かなりの部分で助けられました。あとは、同じ学部の顔見知りをつくって、情報交換できたのも大きいです。
専門課程にいくと、基礎的な力がついているので、そんなに大きな壁は感じませんでした。ただし、社会人で家庭を持っているので、自分との闘いが肥大化していきます。とにかく、時間がありませんでした。時間があっても育児と疲労感との闘いでした。克服する方法は、もう自己暗示のようなものですが、「念願の大学での学び」「学べるのは贅沢」と思い直して、自分を褒めるしかなかったです。

通信教育部で学ぶ中で、楽しさや充実感を感じるのはどのような時ですか?

教養課程のうちは、単純に学ぶ喜びや、友だちができる楽しみなどに充実感を感じていました。専門課程に進んでからは、なかなか他学部の方とも会う機会がないので、テキストや六法と向き合うことが多かったと思います。充実感もシフトしていき、難しいことが理解できるようになる喜びや、テストでしっかりと回答を書けるようになったことなどに、充実感を感じるようになりました。

これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。
これから通信教育部で学ぶことを検討されている方へ、アドバイスやメッセージがありましたらお願いいたします。

あまり難しく考えずに、「大学に行ってみたい」と思うくらいの気持ちで、大学生になってみましょう。もちろん、続けられない時や、辞めたくなる時もありました。でも、できることをコツコツ積んでいけば、なんとかなります。正直のところ、自分では思っていないのにすごい苦手な科目・スクーリングもありました。(入口ではワクワクしていたのに、はじめるとまったくテストが書けなかったのが「国際法」でした…)頑張っても、頑張っても、まったくダメな科目もあります。ですが、通信教育学部では、自分で選択して、単位を積んでいけばいいシステムです。どうしても単位がどれない科目があっても、他の科目で頑張って単位を取ればいい、だけです。

法政大学のキャンパスで、他の通教生の皆さんに知ってほしい場所や施設の特徴などはありますか?

法政大学の図書館です。ほとんどの知りたい教科書や判例集など、なんでもあります。地元の図書館でも、検索や取り寄せサービスはあるが、やはり過不足が多いです。それに比べて、本大学の図書館は、授業やスクーリングにそっているように、蔵書がたっぷりあります。スクーリングの空き時間等で、ぜひお立ち寄りください。

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