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壁にぶつかったときは、
学友のアドバイスで学習計画を立て直し克服できました。

卒業生

奥津 智子 さん 文学部 史学科

1年次入学 2019年卒業

神奈川県在住 /会社員(化粧品販売会社)

Profile
勤務する会社での資格取得をきっかけに学びの大切さを再認識。周囲の理解・励ましを受けながら着実に学習を進めていらっしゃいます。
資格取得のための勉強をきっかけに、以前から関心のあった歴史学の学習を開始 ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~

 現在、化粧品販売会社に勤務しています。会社で衛生管理者の資格を取得するよう言われ、勉強することになり、受験し合格したことから、また学びたくなったのが入学のきっかけです。末子が卒業、就職したので、タイミング的にも良かったということもありました。

 

 日本近代史を学びたくて史学科に入学したのですが、東洋史・西洋史・古代史も学んでみるととても興味が持てました。(法政大学は日本史・東洋史・西洋史を横断的に学ぶカリキュラムになっていますが)それぞれの歴史が関係しあっていることを強く感じることができます。

 

 今は経済、法学部の授業も興味があり、経済学部の経営学や消費者行動論、法学部の労働法や日本国憲法など仕事に役立つ授業をスクーリングで積極的に受講しています。即実践できる内容や仕事に関わる内容でとても楽しく知識の習得ができ、他学部の友人もできて良かったです。勤めている会社からも学ぶことについて応援をいただいていますので、学んだ内容を会社に報告することもあります。

周囲の理解や励ましが、絶対卒業するという励みになっています ~学習について~

 1・2年生は全てスクーリングで単位を取りましたが、3年生からリポート・単修と地方スクで単位を取得しています。

 楽しさはスクーリングの方がありますが、単位修得試験での合格はとても充実感を感じます。リポートの先生のコメントもやりがいにつながっていると思います。リポートが「再提出」であっても、再提出の理由や他の方の事例・傾向を踏まえたアドバイスをいただけたり、リポートで事例に挙げた内容について「このテーマを扱ったのはあなたが初めてです」などと、皆に同じコメントをするのではなく、一人一人に向き合ったアドバイスをしていただいている、と強く感じることができました。

 スクーリングの楽しさは先生と直接お話できることと、友人と食事をしながら情報交換や激励し合えることがメリットですね。

 

 通信教育部で学ぶことについては、夫や子供たちはもちろん、両親、会社の同僚も応援してくれています。入学当初は会社の一部の人以外は内緒にしていたんですが、修得単位が増えて、やっていけると思ったころから、会社にも正式に報告し、フレックスタイムや有給休暇など、快く取得させてもらっています。休みの日に、歴史資料集めに遠方まで付き合って下さる先輩や、卒論の相談にのってくださった本社役員の方などの応援もあり、絶対卒業するという励みになっています。周りの理解・励ましがなければ乗り越えられないと思うので、とても感謝しています。

 

 卒業論文は、勤めている会社の「企業史」をテーマとして、史学的観点からアプローチをします。現在は資料集めをはじめとする準備段階ではありますが、社内外に会社の歴史を知ってもらう一助となり、大学で学ぶことについて理解・協力をいただいてきた会社へ恩返しをしたい、という目標があります。

友人のアドバイスで単位修得計画を再構築 ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服方法について~

 4年目になり、取れるスクーリングも限られてきたのと、通学の距離・時間が負担になってきたことで、壁にあたったと感じたこともありましたが、友人のアドバイスで単位修得計画を再構築し、ゴールが見えたこと、目的・目標を忘れずに、友人や学生会などでモチベーションを保つことで克服できました。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

 スクーリング以外は時間が決められないのですが、通勤・通学時間が長いので、その時間を有効に活用するようにしています。本を読んだり、リポートの下書きをしたりしています。

 試験前やリポート提出前の土日は地元の図書館にいって集中的に学習しています。


【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

 友人に教えてもらったリポートの書き方の本やガイダンス・学生会などで聞いたことを参考にしています。メディアスクーリングでは、優秀リポートが掲出されることがあるので、プリントアウトし、書式や書き方を参考にさせていただいています。

 単位修得試験対策は『通信学習シラバス・設題総覧』(注)のシラバスをよく見て、学習するようにしています。

(注:入学後、年度ごとに送付される冊子。通信学習の科目一覧、各科目のシラバス、設題がまとめて掲載されています。シラバスでは、科目ごとに学習の到達目標や科目の概要、成績評価基準など、学習を進める際に念頭に置くべき基本事項がまとめられています。)

これから学びを志す皆さんへ

 入学時に目的に合わせた学部選択、単位の修得方法、卒業時期等をしっかり目標として持つことが大事だと思います。今まで通信教育がなかなか続かなかった私が、現在4年生になれたのは、ガイダンスやスクーリングで大学に行くことで、法政大学の学生という意識が持てたこと(愛校精神もでてきます)、所属学科や年齢・住んでいる地域を問わず友人がたくさんできて、お互いに励まし合ってやってきたことが大きいと思います。

 

 地域的に通学が難しい方も出来る限り市ヶ谷キャンパスに行かれることをお勧めします。

 大学に行ったら、図書館や食堂、学生会などに参加されると良いと思います。きっといい出会いがあって、卒業という同じ目標を持った仲間と出会えるからです。

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