法政LIFE -人生に学ぶ喜びを- 法政LIFE -人生に学ぶ喜びを-

Search

幅広い世代の学友たちとの素晴らしい出会い、
「知る」ことの喜びを実感できました。

卒業生

窪田 てる美 さん 文学部 史学科

1年次入学 2014年卒業

福井県在住 /日本語教師

01 オススメの科目を
教えてください。
自分の専門以外の、総合特講・他学部特講が楽しく有意義でした。
いろいろな分野を学べるチャンスだと思います。
02 通信教育部で
身についたことは?
テキスト、文献、史資料等を読み込み、読み解く力。自分の考えを文章にまとめる力。これらは、卒論を完成させることができたことで実感できました。それからスクーリング中、違う世代の人たちと交流するうち、コミュニケーション能力が身につきました。そして自分が属しているすべてのものから自由になって、学生という身分のみとなれて、素の自分に戻れたような感じがしました。
03 卒業論文のテーマは?
福井の羽二重生産の興隆
―細井順子の活動とその背景―
卒業生からのメッセージ(『法政通信』2014.7-8月号掲載)

通信で学ぶということは、ときには孤独であり、それでも自己の言い訳や甘えに打ち勝つ自分を保たなければならないということです。リポートをまったく書かなくても、講義中寝ていても、叱ってくれる人はいません。そして黙って大学から去っても、誰も追いかけて来てはくれません。
三年前の私は、いつ大学から消えようかとばかり考えている、ずるくて弱い学生でした。こんな私が卒業できたのは、この人に恥ずかしくない人間でいたい、この人と同じステージまで行きたいと心底思わせてくれた学友との出会いがあったからでした。

「生命は その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分 他者の総和
(中略)
花が咲いている すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
私も あるとき 誰かのための虻だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない」
吉野弘 作

どうか常に心を開いて、五感を研ぎすませて、あなたのための風をとらえてください。
どうか自分に吹く風を見逃さないでください。

通信教育部卒業後、キャリアアップ・キャリアチェンジ等に成功された方は簡単に内容を教えてください。

私は卒業と同時に法政通信法学部に学士入学しました。卒業前から決めていたことです。
世の中のことを歴史学の視点から学んできましたが、次は法学の視点から学んでみたいと思ったからです。
入学後、日本法制史や日本文学の総合特講を受講しましたが、史学科で学び得た知識がとても有効だったのです。
学ぶ視点は違っていても、見据えるのは同じ、我々のこの社会です。
知識はリング状に繋がっていくものなのだと、実感しています。

勉強方法の作りかた、時間の使い方で工夫したこと

時間がたっぷりあるからたくさん勉強するかといえば、そうでもないことは私自身が実感しています。
私の知る限り、ものすごく忙しい方のほうが工夫されていました。忙しくても大学で学ぼうという方は、もともとモチベーションの高い方なのですから当然ですね。
その方の話を聞いて、自分が恥ずかしいと思いました。

リポートの書き方のコツ

最初のリポートを思い起こせば、なんと低レベルで恥ずかしい内容だったのか、今は分かります。
コツは書いていって身につくものだと思います。とにかく書きましょう。先生の講評に心が折れかかることもあるでしょうが、負けないで食らいついていけば、最終A+で合格も夢ではないです。これは経験談です。

単位修得試験対策

地方の場合、年間受験回数は少ないです。(福井は2回、近隣県に出向いても4回)
今月ダメだったから来月再チャレンジとはいきません。
確実に合格しないと間延びしてしまい、やる気もダウンしてしまうでしょう。
一生懸命勉強することは勿論ですが、慣れるまでは試験範囲公開科目に絞ることや、学生会やスクーリングで出会った学友からの情報収集も必要だと思います。

単位修得試験は全国の会場で実施しています。2016年度は福井県で2回のほか、近県では金沢で4回実施予定です。

卒業論文のテーマ選択、執筆で工夫したこと

絶対卒業するのだと決意を新たにしたあと、不思議と偶然にテーマに出会えました。
今思えば、偶然ではなかったのかもしれません。それまでの私は、それに気付くことができず何年も素通りしていたのですから。自分の意識が変わったことで、世の中を見る目も、興味の深さも変化していったのだと思います。
卒論を書かなければ知り得なかった郷土の歴史、それはつまり自分の根っ子の部分でもあります。
それを知ることができていることの喜びを感じつつ執筆していました。
論証不足の面も多多ある未熟な卒論でしたが、そういう意味で十分満足感を得、楽しい執筆作業でした。

最後に、入学を検討中の方へアドバイスやメッセージをお願いします。

ぜひぜひ法政の学び舎へいらしてください。
スクーリングが始まる前のドキドキ感、最終試験が終わった後の達成感と解放感、何歳年齢が離れていても学友でいられる素敵な人たちとの出会いが待っています。
そして何より、知ることの喜びが待っています。

履修モデルをのぞき見!履修モデルをのぞき見!

卒業所要単位の構成比は?

  • 卒業論文 6%
  • 通信学習 25%
  • スクーリング 69%

【スクーリング費用】
地方スクーリング・メディアスクーリングは1科目¥20,000-、市ヶ谷キャンパスで実施する春期・夏期・秋期・冬期・GW・週末スクーリングは1科目¥15,000-です。

【参考】
法政大学通学課程の学費は、2016年度文学部日本文学科入学の場合、4年間合計で¥4,244,000-となります。

学費の目安学費の目安

この履修モデルで学習した場合の年間学習費用は…

  • 選考料および入学金(1年次入学の場合)¥40,000-
  • 教育費(7年間在籍の場合)¥560,000-
  • スクーリング受講料¥1,710,000-

在籍期間合計¥2,310,000

※スクーリング受講料は、スクーリングの種類・合格状況によって異なるため、あくまで目安です。

And more! And more! このページの内容・入学に関するお問い合わせはこちら!

学習の仕方、通信教育部での学びについてもっと知りたい方、入学に関するご相談を承っております。

質問する(メールが起動します)

一覧に戻る