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迷っているということは、ほとんどの場合、実は心のどこかに「やりたい」という気持ちが既にあるのだと思います。

卒業生

須藤 公夫 さん 経済学部 経済学科

1年次入学 2019年卒業

日本国外在住 /会社員

Profile
現在、海外にて建設業に従事。現在の仕事のため、また将来に備えて勉強に励んでいらっしゃいます。
経済を学びお金の流れを知ることはすべての業種で必要  ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~

 建設業に従事しており、海外で建物を建てています。中学、高校の頃、建築の道へ進むのか、好きな英語の道へ進むのか悩み、結局建築を選びましたが、やっぱり欲張りなので海外勤務を希望し現在に至ります。

 経済を学びお金の流れを知ることは建設業に限らず、すべての業種で必要と考え、現在の仕事のため、また将来に備えて勉強したいと思い、海外に赴任してから入学することを決めました。法政大学に決めたのは、本社が市ケ谷に近いため帰国時にスクーリング会場と会社が近いことと、やはり歴史と伝統がある大学である、という理由からです。

学びで得た論理的な考え方は、仕事や日常生活でも活用しています   ~学習について~
学びで得た論理的な考え方は、仕事や日常生活でも活用しています   ~学習について~

 興味のある分野は「国際経済」「政治」です。

 教養科目の「法学」及び「法学(日本国憲法)」は通信学習で単位を修得しました。何回も単位習得試験で不合格となりましたが、その分、より頭に入ったと思います。裁判を取り上げたニュースなどを見ても内容が分かり興味が持てるものでした。法を根拠に結論を導き出す方法は、論理的な考え方として仕事や日常生活でも活用し、役に立っています。

知人やスクーリングで知り合った仲間の存在が助けになっています  ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服について~

 海外在住なのでリポートを期限厳守で提出するためには、郵送期間の都合上、早く仕上げて早く送らないといけません。期限ぎりぎりまで時間を使ってリポートを仕上げたいのに、それができないということがあります。今は、日本の知人の助けを借りてその人に日本国内からリポートを郵送してもらっています。予めリポートの冊子に必要事項を書き込んだものをその人に渡しておき(郵送しておき)リポートは期限ぎりぎりまで時間を使い海外側で完成、それをメールでその知人に送り(PDF)、その知人が大学への郵送作業を行ってくれるという方法です。

 また単位習得試験の受験表を海外に発送してもらう場合、自分の日本への帰国と入れ違いになり受験票を受け取れないということが起こります。(海外は日本の郵便システムほど早くないので)、そのため前述の知人の住所を登録送付先にさせてもらい、郵送してもらっています。

 また、スクーリングでいろいろな環境に身を置いている人と知り合ったりすることはとても励みになります。特にグループ討議を行う形式の授業で共に学習した方とはすぐに打ち解け、今でも連絡を取り合っています。入学当初は学習の進め方に悩むこともありましたが、話してみると皆同じような悩みを抱えており、やり取りを通じて学習のヒントを得たり、モチベーションを維持したりしています。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

 仕事が優先と考えているので、細かなスケジュールは決めていません。あまり細かく計画を立てるとズレが生じたときにストレスを感じるからです。ただ、長期的にモチベーションを保つため、卒業までの単位習得計画表を作り、時々修正を加えながら1年、1年を区切りとして自分の進捗を管理しています。日々の学習は、毎日コツコツやるタイプではなく、どちらかと言えば週末集中型です。週末は終日勉強しています。


【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

 単位習得試験対策として、①過去の問題から傾向と出題範囲を絞る。②予想問題を絞る、或いは自分で予想問題を作る。③予想問題に対して数種類回答を用意する。④それを朗読、録音しCDに入れて通勤中の車の中で聞き暗記する。というやり方をしています。平日の仕事の後に勉強をするという強い意志を持ち合わせていないので、敢えて空き時間を使う試験対策方法です。

これから、学びを志す皆さんへ
これから、学びを志す皆さんへ

 入学に際して、私の場合は、すべて自分自身で決めました。納得して結論を出すことができたのは、しっかり悩み考えたからだと思います。自分の意志で入学を 決め、目的と目標を持って学習していることで身に付くものが大きいと考えています。習得単位が積みあがっていく時に充実感を感じ、また頑張ろうという気持ちになります。

 とはいえ私も入学を決めるのに3年くらい迷いましたが、今は始めて良かったと感じています。今、入学について迷っているのなら焦らなくても良いと思います。焦って始めてから「やっぱり違う」と後で思うよりもじっくり将来を見据えて結論を出してから始めるべきだと思います。しかし、迷っているということは、ほとんどの場合、実は心のどこかに「やりたい」という気持ちが既にあるのだと思います。ただ実際にやっていけるかという不安だけが今目の前にある。この不安を解消すれば一気に前に進み始めると思います。どんどんいろんな人に話してみるべきでしょう。背中を押してくれる人が必ずいるものです。


(写真:ボアソナード・タワー3階 ピア・ラーニング・スペースにて)

グループワークやミーティングのほか、語学教材や映像資料の閲覧ができるスペースです。ぜひご利用ください。

※通学課程・大学院と共用のため、予約が必要な施設もあります。

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