学習計画を立てましょう
学習計画表とは?学習を計画的に進めるために
法政大学通信教育部では、いつ・どの科目を・どの方法で学習し、何年間で卒業する目標を立てるか、は人によって全く異なります。そのため、
- 自分の所属・学年でどの科目を受講できるか
- いつ、どの学習方法で科目を学習できるか
これらを把握したうえで、自分自身のスケジュールと照らし合わせながら学習を進めていく必要があります。
例えば、このような「学習計画表」を作ってみるのも一つの方法です。本ガイドの情報を参照しながら、半年で16〜20単位をとるための学習計画表を作っていきましょう。学習計画表を作ることで、具体的なスケジュールや取り組むことが明確になるので学習するイメージが持て、良い学習のスタートを切ることができるでしょう。
※学習計画には「これしかない」といったモデルはありません。
自分の生活スタイルなどに合わせて、無理のない学習計画を立てることがポイントです。
なお、通信教育部Webサイト「トピックス」には、2021年4月に実施した入学説明会で卒業生にお話しいただいた、学習方法や継続の仕方に関する記事を掲載しています。ここでも、独自の計画表を使った学習方法を紹介されていますので、参考にしてください。
【リンク:通信教育部Webサイト「トピックス」記事】
どんな科目があるのか知る「教育課程表を見ましょう」
卒業までの流れがわかったら、いよいよ科目選択を行います。でもその前に、自分が入学した学科の科目はどこに書いてあるのか知っていますか?
これが書いてあるのが教育課程表(「学習のしおり」P.46〜)です。
教育課程表の確認方法
1.教育課程表とは
- 法政大学通信教育部が設置している科目とその科目の単位数が記載された一覧表です。併せてその科目がカリキュラム全体の中でどのように体系付けられているかが分かるようになっています。みなさんはこの課程表の中から、自分が必要とする科目を選び学習することになります。
2.教育課程表の見方
- 教育課程表は以下のように読み解いてください。
科目の内容を知る「シラバスを見ましょう」
教育課程表を見ることで、どんな科目が、何単位とれるのかが理解できたと思います。でも、その科目でどんなことが学べるのか分からないですよね?
これが書いてあるのがシラバスです。
教育課程表の確認方法
1.シラバスとは
- 講義概要のことで、科目ごとに到達目標や、学習内容、成績評価基準などについて記載した資料です。つまり、これを見れば、その科目の学習内容を理解することができます。

2.シラバスの使い方
-
教育課程表に記載されている科目名をシラバスから探して確認しましょう。
通信学習、スクーリングとも「シラバス」はWebサイトで公開しています。所属学科の目次で掲載ページを確認してください。
シラバスには、以下の内容を記載しています。- 学習の到達目標
- 科目の概要
- (スクーリング科目のみ)各回の詳細
- 成績評価基準
- テキスト名および詳細
- 学習指導、注意点など
その他、科目によっては参考図書を記載している場合もあります。
科目の学習方法を確認「スクーリングの日程と科目を確認しましょう」
さて、ここまでで、どんな科目があるのか、そしてその科目はどんな内容なのかが分かりました。ここで、「計画を立てる前に」で紹介した3つの学び方が出てきます。法政大学通信教育部の開講科目は、ほとんどの科目で通信学習ができますが、それ以外に、スクーリング学習、メディアスクーリング学習などを選択できるものがあります。では、それはどこをみれば分かるのでしょうか?
『法政通信』3月号・4月号には、当該年度の「スクーリング開講科目一覧」を掲載しています。
これに先んじて、通信教育部Webサイトでも一覧表を掲出しています。

スクーリングの日程と科目を確認
1.スクーリングの種類を見ましょう
- 本学では、日本全国、そして海外までさまざまな学生が学んでいますので、どこにいてもスクーリングを受けられるように、多彩な形態・場所でスクーリングを開講しています。それぞれの生活環境、学習ペースに合わせて受講いただけます。
2.スクーリング日程と開講科目の確認方法
- スクーリングの種類が分かったら、実際にどの科目が、どのスクーリングで開講されるのかを確認しましょう。

※つまり、構成単位4単位の科目は、スクーリングだけ、あるいはメディアスクーリングだけでは単位修得することはできず、もう一度スクーリング・メディアスクーリングを受講するか、スクーリングと通信学習を組み合わせなければ単位修得ができません。
※つまり、構成単位4単位の科目は、スクーリングだけ、あるいはメディアスクーリングだけでは単位修得することはできず、もう一度スクーリング・メディアスクーリングを受講するか、スクーリングと通信学習を組み合わせなければ単位修得ができません。
本ガイドの情報で、科目の選び方、学習の進め方が理解できても、いきなり、教育課程表から科目を選ぶのはちょっと難しいですよね?
そこで、4年間で卒業を目指す場合の修得単位の目安と、おすすめの選択方法をお教えします。
●1年次入学の場合
修得単位目安:4年で卒業する場合 半年で16〜20単位
- ・科目選びのポイント
- 教養課程はどの科目から選択しても良いですが、学習の進め方や論述形式の解答方法に慣れるため「スクーリング」科目から選択する、という方法をとる学生も多いです。
もちろん通信学習科目から始める新入生も多くいらっしゃいますが、シラバスやリポート設題から自分の好きな分野、得意な分野からチャレンジするのも一つの方法です。
まずは学習方法に慣れること、1つの科目を学習するためのスケジュール作りに慣れてみることが大事です。 - ・教養課程選択時のポイント
- まずは、スクーリングがある科目を選択することをおすすめします。早い段階で、スクーリングに通い学友を作ることで、より良いスタートを切ることができます。(多くの卒業生がこの方法で好循環の波に乗りました)外国語科目のスクーリングは必修なので、最初に受講するスクーリングとしてはおすすめです。保健体育科目のスクーリングも人気があります。
- ・専門教育課程選択時のポイント
- 専門教育課程の科目は、学科によって1年次・2年次から学べる科目が限られています。
その多くは専門分野の基礎的な部分を扱っていますので、これらの科目をしっかり学んでおくことで、専門分野の科目を多く学ぶ際に理解がしやすくなります。
●3年次入学の場合
修得単位目安:2年で卒業する場合 半年で20単位
- ・専門教育課程選択時のポイント:参照資料→学習のしおり(教育課程表)、シラバス
- まずは、単位認定の結果を理解した上で、半年のスケジュールを決めましょう。専門教育課程から20単位を目安に、興味のある科目(1〜3年次に履修可能な科目)を選びましょう。
- ・単位認定の結果、外国語科目や保健体育科目に不足がある場合は、履修を進めてください。