もっと早く⼊学していればよかったと思っています。
卒業生

山形 えり奈 さん 文学部 地理学科
3年次編入(学士入学含む) 2021年卒業
東北在住 /会社員
- Profile
- 現在、観光関連のお仕事に従事していらっしゃいます。地理学科で学んだ内容が、業務にも役立っているそうです。
※記事本文は、ご在学当時の内容です。
- 地理学科での学びは、仕事の中でも役立っています ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~
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現在、観光関連の仕事をしています。卒業すると測量士補の資格を得られること、および理系に近い学科という印象から地理学科で学ぼうと思いました。測量士補の資格を使う仕事に就く予定はいまのところありませんが、自然地理学に興味を持っていますので、体系的に学んでいく中で関係する科目も役に立つと考えています。
実際に仕事でお客様に説明をする際、渓谷や山地などの自然地形や城下町形成といった歴史地理について詳しく紹介できるようになりました。
《通信教育部より:測量士補について》
文学部地理学科では、卒業することによって測量士補の申請資格を得ることができます。なお、卒業後の申請手続きは個人で行うことになりますので、国土地理院Webサイト等をご確認ください。
- 「現地研究」は教科書を読むだけでは得られない貴重な経験 ~学習について~
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最も興味のある科目は自然地理学です。どのようにしてこの日本ができたのか、どのような気象条件がこの美しい自然を育んだのか、人間の活動は自然環境にどのような影響を及ぼすのか、このようなことに非常に興味がわいています。
受講してよかった科目は、断然、現地研究です。これは担当の教授が引率する30人くらいの2泊3日のフィールドワークで、”ブラタモリ”のようなものです。学問的な説明を聞き、実際見て学ぶという授業は、教科書を読むだけでは得られない貴重な体験だと思います。
2016年度は、人文系の「現地研究」を受講しました(写真)。印象に残っているのは名古屋城と城下町の形成についてのお話で、その時代にタイムスリップしたかのような感覚とともにその地域を知ることができたので、とても満足しています。
(写真:2016年度現地研究にて。名古屋周辺地域を対象としたフィールドワークでした)
- 学友の助⾔、リポートの講評でもう⼀歩前に進めます 〜困ったこと、壁に当たっ たと感じたことと、その克服について〜
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通信学習では担当の先⽣から添削と講評をいただけるのですが、「⽂化地理学」のリポートで担当の中俣先生から「なかなかユニークな視点に⽴ったリポートで、おもしろく拝読しました。(中略)よく整理された素敵なリポートでした。」といただき、A評価をいただいたことは嬉しかったです。こうした講評を丁寧にいただき、評価してもらえた時に充実感を感じます。
それでも、リポート作成の際、何も思い浮かばないという壁にぶつかります。まだ克服はできていませんが、スクーリングに出て、知り合った学⽣さんから助⾔をもらうと良いと思います。
スクーリングは、宮城県に住んでいますので仙台市スクーリングも受講しましたが、公開科⽬では、地理学科とは雰囲気の異なる他学科の学⽣さんもいらっしゃいますし、地元ではなく東京・⼤阪・名古屋、そういった遠⽅の⽅も多く受講されていて、様々な⽅と交流が持てるのはもちろん、仙台のことも知っていただけるのが嬉しいです。地理学科を卒業し、現在法学部に在学されている⽅から「急いで卒業するのはもったいない。時間をかけて卒業するのもよい。」と⾔われ、なるほどと思いました。学習に関しては、あせらず、学ぶ内容を⼤事にしながら取り組んでいます。
- ~学習方法について(一問一答)~
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【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】
お恥ずかしい話ですが、やる気が出た時だけ、勉強しています。
とはいえスクーリングに関しては、仕事柄⼟⽇休みではないので、⼀年の予定を『法政通信』であらかじめ確認して予定を決めて、お休みをもらい出席しております。スケジュールは合わないことも多いですが、理解ある職場ですので協⼒いただけています。
【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】
リポートを読んでくださる先⽣⽅のことを考えて、いつも全⼒で⼿抜きなしのリポートを出すよう⼼がけています。
試験は⼀発で合格できるよう、1週間前から過去問を中⼼に猛勉強します。
具体的には、過去問題に対する模範解答を参考書やテキストなどから作ります。「イラスト⼊りでまとめ、⼿で書
く」ことが⾃分にとっては覚えやすいです。やりかたは⾼校や短⼤時代にしていた試験対策と同じですが、⽇曜⽇は仕事の関係上休みが取りづらいので要領よく、1回で合格できるように準備をしています。
《事務室より:過去問題について》
単位修得試験に出席時、配布された問題は持ち帰ることができます。出席せずに問題だけ⼊⼿することはできませんので、ご注意ください。 - ~これから、学びを志すみなさんへ~
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途中で挫折するかもしれないと迷われているなら、まずは行動することをお勧めします。わたしは軽い気持ちで入学しましたが、新しい友人とお互いを刺激し合いながら学ぶ喜びは何にも代えがたいものです。そして自分の世界は自分次第でいくらでも広げられることがわかります。
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