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実務経験を経た後に改めて学習し直すと、
理解も深まり、新たな発見もあり、
学習がより楽しいと感じるようになりました。

在学生

Y.K さん 経済学部 経済学科

3年次編入(学士入学含む)

東京都在住 /会社員(学校法人)

Profile
大学を卒業後、金融機関勤務を経て、現在は学校法人の企画運営に携わられています。実務経験を経た後に再び学ぶことの意義を感じていらっしゃいます。
試験の回数や受験会場の多さなど、単位修得の機会が多かったことが魅力的でした ~法政大学通信教育部を選んだきっかけ~

 中学校の社会科、高等学校の地歴・公民の教員免許状を取得するために入学しました。通信制大学の中でも法政大学に決めた理由は、単位修得試験が1年間に8回あり、単位修得試験会場も全国に数多くあったこと、つまり単位修得の機会が多かったことです。

 入学した当時は、現在とは違い、金融機関に勤務しており、福岡県に住んでいました。その後も全国どこに転勤するか分からない状態でしたので、法政大学通信教育部の単位修得試験を受験できる場所がたくさんあり、転勤した先でも学習が続けられる点が魅力的でした。

 経済学部経済学科へ入学を決めた理由は、一度別の大学で経済学部経営学科を卒業しており、卒業後は金融機関で働き、実務を行った視点から改めて経済学を学びなおしたいと考えたこと、編入の際に前の大学の専門と近い方が、単位が認定されやすいだろうと考えたことです。実際、編入時には基礎教養の42単位の他、専門科目で20単位の認定を受けることが出来ました。

仕事と学びがつながり、学習がより楽しいと感じるようになりました ~学習について~

 私の場合は通学課程で一度大学を卒業しており、入学時の主な目的は教員免許状取得でしたが、改めて学習し直すと、理解も深まり、新たな発見もあり、学習がより楽しいと感じるようになりました。

 

 現在、私は学校法人で法人全体の企画運営に携わっているのですが、決算書を読むときには簿記の学習が役に立っていますし、企画立案をする上では、社会の経済情勢に興味を持ち、分析することに経済学の学習が役に立っています。また、教職関連の科目も、学校組織や教員の仕事を理解する上で役に立っています。

 教員免許状を取得するために地理学科の科目も履修をしていますが、地理学系統の科目で、気候や地形、地誌などは大変興味深く学習しています。

 

 リポート作成の際、興味深い科目については、リポートが合格するかを別にして自分が納得できるリポートを作成しようと心がけています。そうした気合を入れたリポートに対して、先生方も真面目に向き合ってくださり、リポートのコメントであったり、先生の論文のコピーを添付してくださったりと、次の課題も提示してくれたりします。

 「経済政策論A・B」はスクーリングで受講をしたのですが、経済政策決定のメカニズムを理解することができ、普段のニュースでも「どうしてこの政策を進めようとしているのだろう」ということを考えられるようになり、大変興味深かったです。通信教育部のスクーリングは、通学課程とは異なり、学生が自分でスクーリング費用を払い受講しているため、他の学生も授業に取り組む態度が真剣であり、大変刺激を受けました。

通信教育ならではの学習の進め方を理解した後は、スムーズに進めることが出来ました ~困ったこと、壁に当たったと感じたことと、その克服方法について~

 入学した直後は、リポート提出や単位修得試験などの仕組みを理解しておらず、仕事が忙しかったこともあり学習を開始するまでに1年くらい時間がかかってしまいました。これではいけないと思い、学習のしおりを読み、学習の進め方を理解することから始めました。学習のしおりには、必要なことが網羅されて記載されているため、きちんと学習の進め方を理解した後は、スムーズに進めることが出来ました。

 また、教職科目の履修については、通信教育部の窓口に伺い、担当の方に詳しく教えていただけたので、教員免許取得に必要なことを正しく理解することが出来ました。

学習方法について(一問一答)

【1日の学習時間や時間帯は決めていますか?また時間の使い方で工夫していることはありますか?】

 標準的な1週間の生活スケジュールを作成しており、毎日夜に2時間学習時間を確保することになっています。しかし、実際には仕事があるため、スケジュールどおりに学習は出来ておりません。全く学習出来ない日もありますし、遅れている学習を取り戻すために、まとめて学習時間を確保する日もあります。

 日々の学習時間は流動的ですが、1年間の単位修得計画は必ず実行することを心がけています。まず、年度始めに、その年に修得する単位の履修計画をたてます。単位修得試験日程、リポートの提出期限をスケジューリングし、リポートの工程表をエクセルで管理し、科目ごとにどれだけ学習時間が取れるのかを逆算して手帳に記載しています。そして、自分で決めたリポート提出期限だけは必ず守って学習をしています。

 また、修得した単位と成績もエクセルで管理し、GPAを計算しながら学習計画の進捗を見ています。成績の管理を自分で行うことで、次の学習のモチベーションにもなっています。


 【リポートの書き方、単位修得試験対策で工夫していることはありますか?】

 リポートの書き方は、大学から支給された「リポートの書き方」を読み、基本的な書き方を参考にしています。その上で、経済学、法学、教育学、地理学など、それぞれの学問系統ごとにCiNiiで論文を検索し、学問系統ごとの特徴的な論文の書き方を参考にしています。

 単位修得試験では、テキストの内容を漫然と覚えるのではなく、自分で問題を予想し、それに対する解答を作成することを繰り返し行っています。解答を作成する際には、試験時に解答する時と同じように文章を作成する他に、解答の論理の流れを簡略化して作成し、論理の流れは忘れないようしっかりと覚えて試験に臨んでいます。

これから学びを志す皆さんへ

 通信教育で学ぶためには、自分の意思が何よりも重要だと思います。リポートの提出や学習計画など、自分で考えて実行する必要がありますし、通学課程のように他の人からのフォローや協力を得られる機会は圧倒的に少なくなります。また、リポートや単位修得試験についても、必要最低限だけやれば良いと考えてやれば手を抜いたリポート、試験勉強で終わってしまうことになります。しかし、その一方で、自分できちんと目標を持って学習すれば、自分のペースで学習をすることも出来ますし、実りある学習が可能だと思います。

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