経済学部 経済学科
法政大学経済学部は1920年の創設以来、時代の流れの中で常に自由で先進的な教育を行ってきました。
こうした学風を受け継ぎ、本学科では経済学の基本的な部分を重視し、経済と生活、経済と企業との関わりという観点から、ミクロ・マクロ経済学、国際経済、環境経済、金融・財政、会計、マーケティング、ファイナンスなどを組み合わせたバランスのよいカリキュラム編成により、学生個々のニーズに対応した教育を行っています。
人材養成その他教育研究上の目的
基本的な経済科目を学ぶ中で、システム、情報、環境といったテーマからグローバル経済の諸問題を考察・解決するための高度な能力と素養を身につけることを教育目標とする。
そのため、経済のしくみや法則を研究するための基礎理論を修得し、それをベースに経済現象を多角的、総合的、体系的に理解できる能力を養うことを重視する。
履修科目
卒業所要単位
| 区分 | 卒業所要単位等 | ||
|---|---|---|---|
| 教養 | 一般教育科目 (人文分野8単位以上、 社会分野8単位以上、 自然分野8単位以上) |
36単位 | 42単位 |
| 外国語科目 (1外国語で4単位 うちスクーリング2単位以上) |
4単位 | ||
| 保健体育科目 | 2単位 | ||
| 專門 | 選択必修科目 | 24単位 | 82単位 |
| 選択科目 (卒業論文を含む) |
|||
| 合計 | 124単位(スクーリング30単位以上を含む) | ||
カリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリー
カリキュラム・マップとは、授業科目と教育目標の関係を示した表のことです。ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に基づき、各科目が卒業までに身につける能力がどの項目と関連するのかを示したり、学習成果の達成にどの授業科目が寄与するかを示したりするものです。
カリキュラム・ツリーとは学修の順序を示すなど、授業科目間の系統性を図示したものです。カリキュラムツリーが示されることで、学生は大学や学部のカリキュラムの全体像を俯瞰でき、履修の計画を立てやすくなります。
授業の到達目標・テーマ、授業計画など、各授業の概要をWebでご覧いただけます。
- ※このシラバスは今年度の本学の在学生用のものです。次年度以降、開講科目、担当者など変更になることがあります。
メディアスクーリングで受講できる科目一覧はこちらでご覧いただけます。
編入学の方は前籍の学校での修得単位を認定します。認定範囲はこちらでご覧いただけます。
通信教育部で学んでいる学生の年齢・職業・居住地データはこちらでご覧いただけます。
学びを何倍も深く楽しく変える「教員アドバイス」

複雑な経済現象を理解し、論理的に分析する力を養う
経済学部経済学科 経済理論形成史専攻
平瀬 友樹 教授
経済学科での学びは、複雑な経済現象を理解し、論理的に分析する力を養うことを目標としています。 グローバル化が加速する今日、経済的な相互依存関係を正しく理解するためには経済学が不可欠です。 経済問題について、直感的な議論に惑わされることなく、理論的に理解し、自分なりの見解を持てるようになることは大きな知的満足をもたらすはずです。 さらに、こうした学びは、単に知識を得るだけでなく、変化する社会を生き抜く重要な武器となります。 実際、経済学を深く学んだ卒業生たちは、企業の経営戦略、政策立案、金融市場の分析など、実務の様々な場面でその知識を活かして活躍しています。 あるいは、データ分析や統計的思考といった経済学で培われるスキルは、あらゆる分野で求められる汎用性の高い能力です。 そうした素養は、例えばデータ科学や機械学習という新しい分析手法を学ぶ際にも大いに役立ちます。 本学科では、ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学といった基礎科目から、国際経済、労働経済、環境経済などの応用分野まで、段階的に学べる体系的なカリキュラムを用意しています。 また、オンライン講義や学習支援システムも充実させ、距離を超えた学びを実現しています。 学習の継続に困難を感じる場面もあるかもしれませんが、それを乗り越えた先には必ず新たな視野が開けることをお約束します。




