経済学部 商業学科
現代の企業の課題は、経済のグローバル化・ソフト化とともに、商品の販売を主眼とする商学的視点から、組織としての企業の管理・経営を考える経営学的な視点へと移っています。
こうした変化に対応した視点で、会計やマーケティングといった商学の基礎を押さえつつ、既存の枠にとらわれない総合的・学際的な学問の修得により、実社会で通用する問題発見力、課題解決力の養成を目指します。
人材養成その他教育研究上の目的
企業のグローバル化・ソフト化の進展とともに、企業の課題が、商品の販売を主眼とする商業学的視点から、生産から販売までの管理・運営を考える経営学的な視点に移ってきた。
こうした時代に即応し、経営・会計関係の科目を中心としながら、広く経済学や法律学の科目も学べる機会を提供し、実社会で通用する問題発見力・課題解決力を養うことを教育目標とする。
履修科目
卒業所要単位
区分 | 卒業所要単位等 | ||
---|---|---|---|
教養 | 一般教育科目 (人文分野8単位以上、 社会分野8単位以上、 自然分野8単位以上) |
36単位 | 42単位 |
外国語科目 (1外国語で4単位 うちスクーリング2単位以上) |
4単位 | ||
保健体育科目 | 2単位 | ||
專門 | 選択必修科目 | 20単位 | 82単位 |
選択科目 (卒業論文を含む) |
|||
合計 | 124単位(スクーリング30単位以上を含む) |
カリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリー
カリキュラム・マップとは、授業科目と教育目標の関係を示した表のことです。ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に基づき、各科目が卒業までに身につける能力がどの項目と関連するのかを示したり、学習成果の達成にどの授業科目が寄与するかを示したりするものです。
カリキュラム・ツリーとは学修の順序を示すなど、授業科目間の系統性を図示したものです。カリキュラムツリーが示されることで、学生は大学や学部のカリキュラムの全体像を俯瞰でき、履修の計画を立てやすくなります。
授業の到達目標・テーマ、授業計画など、各授業の概要をWebでご覧いただけます。
- ※このシラバスは今年度の本学の在学生用のものです。次年度以降、開講科目、担当者など変更になることがあります。
メディアスクーリングで受講できる科目一覧はこちらでご覧いただけます。
編入学の方は前籍の学校での修得単位を認定します。認定範囲はこちらでご覧いただけます。
通信教育部で学んでいる学生の年齢・職業・居住地データはこちらでご覧いただけます。
学びを何倍も深く楽しく変える「教員アドバイス」
学ぶ意義を実務の現場で確認できるのが魅力です
マーケティング論専攻
竹内 淑恵 教授
はじめまして。マーケティング論Ⅰ・Ⅱ、広告論を担当している竹内淑恵です。私はマーケティングとはまったく関係のない学部を卒業し、洗剤メーカーの研究所に就職した後、マーケティング部門への異動をきっかけに、仕事の傍ら「学び直し」を経験しました。
皆さんも「業務経験を積んでそれなりに実績も上げているが、課題解決のために理論を習得したい」、「企業を経営しているので、戦略立案の具体的な手法を知りたい」、「昔、あまり勉強しなかった。いざ社会に出てみたら、経済や経営の勉強をもっとしておくべきだった」等、志望動機は十人十色でしょう。単発的なセミナーの受講、ビジネス書での勉強等方法はいくらでもありますが、独学には限界もあります。
開講科目をご覧いただくとわかるように、経営戦略、人材・組織、会計、金融、マーケティング分野をここまで網羅している学科は少なく、まさに経営学を体系立てて学ぶのに最適な学科です。
2003年着任以来、皆さんの先輩方と一緒に勉強してきましたが、問題意識の高さ、実務に役立てたいという強い想いから生まれる真摯な姿勢にいつも感動します。昔は勉強が楽しいなんて思いもよらなかったでしょうが、ここでは学ぶこと自体が楽しいと実感できます。そして、学ぶ意義を実務の現場で確認できます。それが商業学科の魅力です。
「人生100 年時代」。いつから始めても遅いということはありません。皆さんと一緒に学ぶ日が来ることを楽しみにしています。